概日リズム睡眠障害
夜中に眠れない、朝早く起きられないというのは、単なる怠けではなくて、リズム障害の疑いがあります。
睡眠・覚醒のリズムが、社会生活を送る上で望ましい時間帯からずれてしまうものです。
極端に夜寝る時間が遅く、朝寝坊になる睡眠・覚醒相後退障害が代表的です。
この疾患は遅刻、欠勤の原因になるだけでなく、全身の倦怠感や立ちくらみ、うつ症状を生じることが多いこともわかっています。
体内時計を整える治療によって改善します。「概日リズム睡眠障害」は睡眠の時間帯がずれ、社会生活に支障が及びます。
【睡眠・覚醒相 後退障害】
明け方近くまで眠れず、昼近くや昼過ぎにならないと起きられない。
【非24時間睡眠・覚醒リズム障害】
就寝時刻と覚醒時刻が毎日少しずつ後ろへずれてしまう。
【睡眠・覚醒相 前進障害】
夕方ごろから眠くなり、深夜〜早朝に目覚めてしまう。
【不規則睡眠・覚醒リズム障害】
睡眠と覚醒の時間帯が不規則になり、昼夜を問わず途切れ途切れに眠る。
生活習慣が原因で起こりやすい病気ですので、本人の治療意欲と生活習慣を変える努力が極めて重要となります。
お悩みの方は診察時に医師にご相談ください。
監修者情報・医師 松島勇介
こちらの記事は松島勇介医師監修のもと作成しております。
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