日中の眠気

過眠を引き起こす病気はいくつかありますが、二つに大別されます。

  1. 睡眠中の身体の症状のために深く眠ることができず、慢性の睡眠不足となってしまうもの
  2. 脳の中の睡眠と覚醒を調節する機構がうまく働かず、日中に強い眠気が出現するもの

の2種類に分けられます。

 

昼間の眠気が強く、目覚めていられない場合は要注意です。
学業・仕事の妨げになるだけでなく、転倒・転落したり、交通事故の当事者となったりと、事故の危険性が高まります。睡眠時無呼吸症候群は放っておくと生活習慣病を悪化させます。

日中の病的な眠気:中枢性過眠症
夜十分に睡眠をとっているはずなのに、昼間の眠気が強く、目覚めていられない状態を過眠といいます。健康な人でも午後になると体内時計の働きによって眠気が出現しますが、眠ってはいけないタイミングでは自分の意志の力で目覚めていることができます。

過眠症があると、会議で他の人の話を聞いていると居眠りをしてしまいます。入学試験や顧客との商談中など、通常では考えられない状況下で居眠りをすることもあります。居眠りや集中力の低下により、学業や仕事に支障がでるだけでなく、転落・転倒や交通事故の当事者となりやすくなり、特に居眠り運転では無関係な人に傷害を負わせてしまうことがあります。職業運転手や大型機械オペレーターなどでは産業事故を引き起こすことがあり注意が必要です。

上記の診断のためには、その他の要因を除外する必要があります。
それぞれの病気については「睡眠科」をご参照ください。