いびきがうるさいと言われる
口呼吸のせいで、朝起きた時に喉が痛い
このようにお悩みの方は、多いのではないでしょうか。いびきは自分で気づきにくいため、指摘されることが多いでしょう。
治したくても寝ている間は無意識なので、なかなか難しいと考えてはいませんか?いびきは対策次第で改善できます。
本記事ではいびきの以下の点を解説しています。
・いびきの原因とは
・いびきと口呼吸の関係性を解説
・いびきの対策方法を紹介
いびきで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
いびきの原因って?
いびきを指摘されて、直したいけど原因がわからないという方もいらっしゃいますよね。
本章では、いびきの原因について説明します。いびきの原因は人それぞれ異なりますが、主に口呼吸や肥満などが挙げられます。
原因がわからないと、対策はできません。
- 枕が高い
- 口呼吸になっている
- 肥満
- ストレス
いびきの原因となるのは、上記4つが多いです。
枕に高さがあると、顎を引いた状態になり、首が圧迫されるので気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。狭い気道に空気の流速が速くなり、それによって生じる気道にある粘膜などが振動して音が発生します。
自分に合った枕を作ってくれるお店もあるので、ぜひ活用してみましょう。
口呼吸になると喉が乾燥し、気道が狭くなります。枕が高い時と同様に、気道が狭くなるといびきをかく可能性が高くなります。
口呼吸になる原因は、主に鼻詰まりです。鼻の通りが悪いと、どうしても口呼吸になります。
また、肥満やストレスによってもいびきが生じることがあります。
いびきは喉いびきと鼻いびきの2種類ある
いびきには、喉いびきと鼻いびきの2種類があります。それぞれ特徴があり、対策方法も異なります。
いびきを治すためには、まず自分がどっちのいびきなのか知っておくことが大切です。
本章では喉いびきと、鼻いびきの違いについて説明しています。それぞれ特徴も説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
喉いびき
喉いびきとは、寝ている間に自然と舌が喉の方に落ちてしまい、気道が狭くなって起こるいびきです。
舌が喉の方に落ちてしまう原因はいろいろありますが、一番多いのは口呼吸です。起きているときは鼻呼吸でも、寝ている時だけ口呼吸になる方がいます。
喉いびきの原因は口呼吸と説明しましたが、炎症を起こして扁桃腺が腫れているときもいびきをかきやすいです。
また睡眠時無呼吸症候群の原因は、喉いびきです。
鼻いびき
鼻いびきは、その名の通り原因が鼻にあるいびきです。空気の通り道である鼻腔が、何らかの原因で空気が通りにくくなっていることで発生します。
鼻いびきの特徴としては、口を閉じているのにいびきをかくことです。周りの人から、口を閉じているのにいびきをかいてると指摘をされたら、注意が必要です。
なぜなら鼻いびきの原因は、骨格やポリープや腫瘍などが挙げられるからです。そのため、鼻いびきをかいている時は、病院を受診しましょう。
いびき対策をすぐに始める方法3つ
いびきは普段の生活で対策可能です。いびきは家族が不快な気持ちになったり、それが気になって寝れなくなったりします。
またいびきが原因で睡眠不足になり、日中に眠気を感じる方もいます。
今回紹介する改善策は、今日から実践できるものばかりです。いびきを改善したいと考えている方は、ぜひ実践してみてください。
生活習慣を見直す
1つ目は、生活習慣の見直しです。肥満が原因でいびきをかいてる場合は、食事制限や適度な運動が大切です。
適正な体重にすることで、いびきが改善できる可能性があります。適正なBMIは、22とされています。
BMIの計算方法は、体重(kg)÷{身長(m)の2乗}です。計算するときに注意したいのは、身長が「メートル」という点です。
また飲酒や喫煙も、いびきをかく原因にもなりかねません。飲酒は就寝の4時間前、タバコはやめて健康的な生活を送るよう心がけましょう。
睡眠環境を見直す
寝室が乾燥していると鼻が詰まり、口呼吸になりやすいです。先ほども説明したように、口呼吸はいびきの原因となります。
寝室は乾燥しないように、湿度を40%〜60%程度に保ちましょう。また枕の高さも重要です。
枕の高さが合っていないと、いびきをかく原因になります。いびきで悩んでいる方は、枕を見直してみましょう。
また寝る時の姿勢も重要で、横向きやうつ伏せで寝るといびきをかきにくいです。
口呼吸防止グッズを使用する
最後は、口呼吸防止グッズの使用です。いびきの原因で大きく占めているのは、口呼吸です。
しかし、寝ている間は無意識なので、自力で口呼吸を治すのはなかなかできません。寝る直前は意識していても、眠っている間は口呼吸になっている可能性が高いです。
自分でコントロールできない時は、グッズに頼るしかありません。そこで有効なのは、口呼吸防止テープです。
口呼吸防止テープは、その名の通り口呼吸を防いで、鼻呼吸を促すためのアイテムです。口呼吸防止テープにも種類があり、口に貼るものや鼻に貼るものなどがあります。このアイテムを使用することで、物理的に口が開かなくなり、自然と鼻呼吸になります。
また口呼吸を防ぐため、いびきだけではなく口臭や乾燥防止も可能です。
睡眠時の口呼吸は危険?
口呼吸をすることによって口の中が乾燥し、感染症のリスクが高まります。口腔内の温度や湿度も高められないため、喉の免疫が下がりやすいです。
喉の免疫が下がると、鼻で除去されるべき異物が喉に入り込んでも対応できません。そうすると気道が細菌やウイルスに感染する可能性が高まり、風邪をひきやすくなります。口呼吸をすることで扁桃が炎症を起こし、炎症を起こしやすくなるからです。
また口内炎や虫歯になりやすくなるため、口呼吸は危険です。
鼻が詰まっていて口呼吸になってしまう場合は、鼻を温めることで解消される場合があります。
また寝ている時の口呼吸は、口呼吸防止グッズを使用するなど対策をすることで解決できます。
口呼吸防止グッズはこれ!
寝ている間の口呼吸は、グッズを使えば防止できます。寝ている間は自分でコントロールできないため、これから紹介するグッズを使用してみましょう。
ドラッグストアで購入できるものもあるので、すぐに実践可能です。いびきや寝ている間の口呼吸で悩んでいる方は、ぜひ購入を検討してみてください。
テープ
1つ目は、口呼吸防止テープです。口呼吸防止テープには2種類あり、口に貼るタイプと鼻に貼るタイプです。
口に貼るタイプの方が多く、すぐに購入できます。クリニックで処方される場合もありますが、ドラッグストアやネットでも購入可能です。
口や鼻に貼るだけで、物理的に口呼吸を防止します。口呼吸を防止することで、いびきや口臭の防止になります。
口呼吸防止テープはさまざまなメーカーから販売されているので、自分に合ったものを見つけましょう。
マウスピース
口呼吸防止には、マウスピースも有効です。マウスピース=いびき、口呼吸防止のイメージはないかもしれません。
顎の小ささや、首周りの筋肉の衰えが原因で口呼吸になってしまう方には、マウスピースもおすすめです。
顎の骨格などに合わせて作られたマウスピースを装着することで、舌が下がるのを防ぎます。
そうすることで気道が確保され、いびきをかきにくくします。ドラッグストアでも購入できますが、歯科医院や耳鼻咽喉科で診察を受けて作ってもらうのがおすすめです。
まとめ
今回は、睡眠時の口呼吸によって起こるいびきについて説明しました。口呼吸によるいびきは、危険も伴います。
寝ている間に口呼吸になり、いびきをかいている場合は、口呼吸防止グッズなどを使い対策をしましょう。
おすすめは口呼吸防止テープです。ドラッグストアなどで簡単に購入できるため、すぐに始められます。
コメントを残す