帰宅したら間接照明にスイッチ
体内時計の中で、眠る2-3時間前は1日の中でも覚醒レベルが上がり、眠れない時間帯があります。
この時間帯を「睡眠禁止帯」とよばれるもので、本当に寝る前にうっかり寝ないようにできています。
しかし、本来寝るべき時間帯に明るい場所で過ごしていると、体内時計が後ろにずれることになります。
その結果、本来寝る時刻が「睡眠禁止帯」にずれ込んでしまい、眠れなくなります。
それを避けるためにも、帰宅したら照明を落として、間接照明などで直接目に光が当たらないように工夫をします。
光の中でもスマホやPCなどからでるブルーライトをカットすればよいという話をよく見聞きますがこれは正しくありません。
目の網膜には明暗だけに反応するメラノプシンというタンパク質があり、メラノプシンが吸収する光のピークは青い光なので、数年前からブルーライトが注目されるようになりました。
しかし青い光以外にも、メラノプシンは反応し、覚醒が誘発されます。
ブルーライトに限らず、夜は光全般をなるべく浴びないようにするのが正解です。
✓寝る1時間くらい前から部屋のLED照明をやや暗くしておく
✓寝る1時間前からは、スマートフォンの使用をやめる
✓夜間にコンビニなどの強い照明の場所へ行くのは避ける
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