CPAP療法について② (継続率)
こんにちは。院長の濱田です。
昔スロットをやっていた小生は、【継続率】という言葉を聞くと心躍る所があります。
CPAP療法の継続率
今回はCPAP療法の継続率についてです。
前述した「CPAP療法について①」を一読してから、ご覧ください。
CPAPは閉塞性睡眠時無呼吸症候群で【中等症~重症】と診断された方に処方され、CPAPを使用することで【日中の眠気】【倦怠感】【頭重感】【頭痛】などの症状改善が期待できます。
魔法の治療に見えるCPAP療法ですが、良い事だけではありません。
【導入したて、が最も苦しいのです】
CPAPの導入初期には色々な不快感があります
【喉の奥にかかる圧力が不快】【鼻でしか息できないのが苦痛】【マスクのフィットする所がしめつけられて不快】【使用中に目が覚める】【なんでこんなの付けねばならんのじゃ】など
始めたは良いものの、初めて1.2カ月で止めてしまう患者さんもいます。
2024年の睡眠学会の発表では、日本でCPAP使用開始から一年以内の脱落率は約22%でした。
対して、当院のCPAPの一年以内の脱落率は14.7%と、睡眠の診療所としてCPAPを使用しやすい環境を提供できております。
当院でのCPAP患者様への対応
①当院の方針は、CPAPの使用開始時に医師と看護師からしっかりと説明を行います。(業者さんに対応いただくクリニックもあります)
使用開始時に起こりうるトラブルなどもしっかり説明します。
②当院はCPAP機種が何種類かあり、患者さんにとって使いやすい機種を患者様と相談し提供します。
それは無呼吸の回数、体重、鼻詰まり、睡眠状態、転勤の多さなどを踏まえて最も適切なCPAPを処方します。場合によっては機種を変更する事もあります。
③看護師が導入時から2週間後に電話で使用状況を確認し、トラブルシューティングをします。当院の看護師はCPAP療法士の資格を持っているため、知識もしっかり持ち合わせています。
そして院長はCPAP療法15年目のベテランです。CPAPに慣れるのに3年以上かかりましたので、CPAPの不快な点は知り尽くしております。
当院では現在600人以上の方にCPAPをお使い頂いています。
現在CPAPを使用している方で、止めたいな、しんどいなと思っている患者さんも一度ご相談ください。
診察のご予約方法
よくあるご質問
<診察予約について>
Q.予約なしでも診察できますか?
完全予約制となっておりますので、事前にご予約を頂いてからご来院をお願いいたします。
Q.どうやって予約を取ればいいでしょうか?
【初診の方】HPのweb予約からご予約をお取りください。事前にweb問診をお送りいただく必要があるため、お電話でのご予約はお受けしておりません。(発熱症状がある方のみ、お電話にてご予約をお取りしております。)
【再診の方】web予約またはお電話での予約も承っております。
Q.予約時間の変更はどうすればいいですか?
クリニクスアプリからご予約を取得された方は、アプリ内からキャンセル・変更が可能です。
それ以外の方はお電話で変更をお願いいたします。
Q.初診の診察時間はどれくらいですか?
受付からお会計まで1時間30分程度の余裕を確保してください。
記事監修 院長 濱田 達雄
日本内科学会 認定内科医
日本内視鏡学会 専門医
クリニックの住所
〒541-0052
大阪府大阪市中央区安土町3丁目3−5 イケガミビル5階
【御堂筋線・中央線・四つ橋線】
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本町駅・堺筋本町駅ご利用の方
当院は地下鉄本町駅から徒歩1分、堺筋本町駅から徒歩約6分とアクセスの良いクリニックです。
最寄駅は、大阪市営地下鉄御堂筋線・四つ橋線・中央線、堺筋線(堺筋本町駅)です。
オフィス街にあることから、通勤されている方のご相談、ご来院も多いです。電車でのアクセスが非常に良いため、お気軽にご来院ください。
診療時間(完全予約制のため事前予約をお願いします)
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