マンジャロ GLP-1 について

マンジャロ について

マンジャロ とは

マンジャロ とは、2023年4月に販売が開始された GIP/GLP-1 受容体作動薬です。

GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)とGLP-1(グルカゴン様ペプチド⁻1)の二つの受容体に作用する世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。

最新の臨床試験の結果では、36週で21.1%、88週で27.8%の体重減少が認められています。

 

マンジャロの適応

・2型糖尿病

「GLP-1」は、日本の糖尿病学会では糖尿病治療目的のみで認めらております。

上記以外の方は医師の判断により、自由診療となります。

 

▼当院の医療ダイエットの詳細は▼

 

※マンジャロの処方については、メーカー様による出荷調整のため、当面の間当院での新規導入を一時中止とさせていただきます。

 

マンジャロ の効果

  • 胃内容物の排出を遅らせる
  • 食欲の抑制
  • インスリンの分泌促進

 

マンジャロ の副作用

  • 胃腸症状:吐き気や嘔気、下痢などの症状が現れることがあります。これらの副作用はマンジャロを始めて使用するときや、投与量を増やしたときに現れやすいため注意が必要です。
  • 便秘症:消化管運動が低下することで、便秘になる方がおられます。院長も人生で初めての便秘を経験しました。
  • 低血糖症状:他の糖尿病の薬をお使いの場合は、低血糖が起こりやすくなるので注意が必要です。空腹感・冷や汗・手足のふるえ・動悸・頭痛・眠気・目のかすみ等の症状が現れたら糖分を含む飴やジュースなどを摂取してください。

 

マンジャロ の使用方法

初回投与は週1回2.5㎎から開始し、4週間投与したあと週1回5㎎に増量することが出来ます。

当院では院内で自己注射のサポートを行っております。

 

マンジャロと他のGLP-1治療薬の違い

▼当院の医療ダイエットの詳細は▼

※マンジャロの処方については、メーカー様による出荷調整のため、当面の間当院での新規導入を一時中止とさせていただきます。


◆よくあるご質問

Q. すぐに処方してもらえますか?

患者様によっては状況を確認して、医師の判断で処方となることもございます。

Q. 保険診療は使えますか?

糖尿病の診断(A1c7.0%以上)があれば、保険診療を使うことができます。それ以外の方は自由診療となります。

Q. どれくらいで効果がでますか?

治療内容によって異なりますが、開始から1か月あたりから効果が出始めます。※個人差はございます。

Q. 安全性は大丈夫ですか?

医師監修のもと治療内容を決め、経過観察を行います。使用する投薬も安全性を認められているものを使用しています。

Q. 通院の頻度はどれくらいですか?

治療内容によりますが、最初は2週に1回、その後は4~12週に1回通っていただきます。

Q. 手術はありますか?

当院では手術を行っておりません。

Q.妊娠中でも受診可能ですか?

妊娠中の患者様に関しては産婦人科での治療をお願いしております。治療は控えていただいております。

Q. 1回の診療時間はどれくらいですか?

1回通院にかかる時間は15分~30分程度です。

Q. 受診日に持参するものはありますか?

これまでの健診・人間ドックの結果、他の医療機関受診されていればお薬手帳などをご持参ください。

 

◆医師のご紹介

本町メディカルクリニック松島勇介先生

医師 松島勇介
日本睡眠学会 専門医
日本内科学会 認定内科医
日本医師会認定 産業医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
社団法人 オルソスリープアカデミー理事