入浴のススメ

入浴の睡眠への効果は深部体温の上昇効果にあります。

これは運動の場合と同じで就寝前に体温を一時的に上げてあげることがポイントです。

深部体温が低下する中で入眠が誘われ、そのまま深睡眠に入ることが期待できます。

当然ながらタイミングも重要になります。

午前あるいは午後の早い時間の入浴は効果がなく、夕方あるいは夜の入浴が効果的で、就寝1~2時間前の入浴が理想です。

深い睡眠を得るには熱めの湯温で体温を2度ほど上げると効果が大きいという報告がありますが、身体への負担が大きくなるので、高齢の方などには勧められません。

体温の上昇が0.5度くらいでも、寝付きへの効果は認められています。

39度のぬるめのお湯で20分、41度の熱めのお湯なら10分程度が良いでしょう。

半身浴ならば、約40度のお湯で20-30分程度で、じわっと汗をかく程が良いでしょう。

ご自身のライフスタイルや、体調、そして好みにあった入浴を選択すれば良いでしょう。

 

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