内分泌内科

バセドウ病 の基礎知識と症状や原因

■バセドウ病 とは

■バセドウ病とは

バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることによって引き起こされる自己免疫疾患です。(甲状腺機能亢進症)

甲状腺ホルモンは、代謝を上昇させる体内の多くの器官や組織に影響を与えます。

■バセドウ病の原因

甲状腺を刺激する抗体(TRAb)により甲状腺ホルモンが過剰に作られる状態であり、甲状腺ホルモンの血中濃度が高くなることで甲状腺機能亢進症の症状、眼の症状をおこす代表的な病気です。

■バセドウ病の症状

■バセドウ病の症状

一般的に大きくわけて3つにわかれます。

1、首の腫れ

甲状腺が腫れて大きくなるため、首が太くなります。

2、眼の症状

眼球が突出、上まぶたが下がりにくくなる、まぶたの脂肪が厚くなることで腫れてみえることもあります。

3、甲状腺ホルモンの過剰分泌による症状

体重の減少、脈拍数の増加、動悸息切れ、手の震え、汗かきなど

その他、精神的に落ち着かない、イライラなども生じる場合があります。

バセドウ病はホルモン分泌が高くなると暑がりになり、夏バテしたような症状が出る場合もあります。

■バセドウ病を発症しやすい年齢

バセドウ病は男性よりも女性に多く、特に30〜40歳代に多く、過半数を占めています。次いで40歳代、50歳代です。

■バセドウ病の診断

血液検査で血中の甲状腺ホルモン値・自己抗体等を調べたり、超音波検査、甲状腺のヨウ素背摂取率検査をおこないます。

■バセドウ病の治療

■バセドウ病の治療

治療方法は人によって様々ですが、薬物療法が第一選択となることが多いです。

・内服薬(抗甲状腺薬)

比較的症状の軽い人や甲状腺腫が小さい人などが適応です。

手術がよいと判断されても、まずは甲状腺ホルモンを下げる必要がありますので甲状腺ホルモンを下げる投薬を服薬します。

・手術

甲状腺腫が大きく、なるべく早期に治療を収束したい希望をお持ちの方に対応可能です。

抗甲状腺薬での治療が難しい方が対象になります。

■バセドウ病は何科に相談にいけば良いのか

内分泌内科が望ましいです。

バセドウ病の治療法の選択に関する進め方や、抗甲状腺薬の調整には、専門的な知識が必要です。

甲状腺疾患は、その場で治療が完結することはほとんどなく、通院が必要とされるので通いやすいこと、そして信頼できる医師を見つけることが大切です。

千里中央メディカルクリニックでは、甲状腺疾患に特化した甲状腺外来をおこなっております。医師にご相談ください。

■バセドウ病の対策と注意点

■バセドウ病の対策と注意点

原因がすべては解明されていませんが、バセドウ眼症状は喫煙者に強く出る傾向があるため、喫煙を控えることが必要です。

日常生活では、少しでも精神的なストレスを軽減し規則正しい生活と睡眠を十分に確保する生活が大切です。

■参考文献

一般社団法人 日本内分泌学会 バセドウ病について

一般社団法人日本甲状腺学会

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