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高血圧症は、大人だけではなく子供も起こる可能性があります。
子供の場合は、先天的な異常や肥満、運動不足などが原因になることがあります。
気になる頭痛やめまい、以前より動悸や息切れが目立つような気がする。手足のむくみが気になるなど、これらの症状は高血圧症の兆候かもしれません。
高血圧症は、血圧が常に高い状態が続くことで、心臓や脳、腎臓、目など様々な臓器にダメージを与えてしまいます。

高血圧症 はとても気付きにくい疾患です。
もしも、上記のような症状がある場合は、早めに 内科 の診察を受けることが重要です。
高血圧症は、適切に治療を行わないと、脳卒中や心臓疾患、腎臓疾患、視力の低下などの合併症を起こす可能性があります。

・血圧について

血圧とは、心臓から全身に送り出された血液が血管を通る際の圧力を指します。血圧には収縮期血圧と拡張期血圧というものがあります。
収縮期血圧(最高血圧):心臓が収縮し全身に血液を送り出される時の圧力の事を言います。上の血圧と言われることもあります。
拡張期血圧(最低血圧):心臓が拡張し全身から心臓に血液が戻るときの圧力の事を言います。下の血圧と言われることもあります。

・ 高血圧症 とは

高血圧症とは、血液が血管の中を流れる際、血管の壁に高い圧力がかかっている状態のことを指します。
正常な血圧は、120/80mmHg(最高血圧120mmHg,最低血圧80mmHg)です。
高血圧症の場合、最高血圧が140mmHg,最低血圧が90mmHg以上に上昇します。

高血圧症は、大人だけではなく子供も発症する可能性があります。
子供が発症する場合は、先天的な異常や肥満、運動不足などが原因になることがあります。
高血圧症は、治療せずに放置してしまうと、高い血圧が血管を傷つけ動脈硬化を起こしてしまい、脳卒中や心臓疾患、腎臓疾患、視力の低下などの合併症を引き起こす可能性があるため、早期発見・早期治療が重要となります。
また、症状が現れにくいことから「サイレントキラー」と呼ばれています。
そのため、早期発見するには、ご自宅で定期的に血圧を測定しご自身の血圧の状態や変化を知ることも重要です。

引用元:e-ヘルスネット

生活習慣病と高血圧症

高血圧症は、生活習慣病の1つで、1千万人程度の罹患者がおり、年間に1000人近くの方が高血圧症の合併症により亡くなっているとされています。

生活習慣病とは、不健康な生活習慣が強く関係している病気です。
つまり、良い生活習慣、健康的な生活習慣を継続していくことで予防することが可能な病気でもあります。また、発病後は、その後の生活習慣によって経過が大きく変わってくることが少なくありません。
ただ、すべての人が生活習慣の影響だけで発症しているわけではなく、中には遺伝的な要因によって生活習慣病に罹患している方もおります。
生活習慣が悪い方、遺伝的な要因が強く表れている方、どちらも早期発見・早期治療は重要になってきます。

・高血圧症の原因と症状

・高血圧症の原因
高血圧症の原因はいくつかありますが、主な原因として以下のようなものがあります。
  遺伝的要因:家族に高血圧の人がいる場合、自分自身も高血圧になりやすい傾向があります。
  生活習慣の乱れ:過度の塩分摂取や飲酒、暴飲暴食、肥満、運動不足など。
  病気や薬の副作用:腎臓疾患や内分泌疾患、または内服薬の副作用など。


また、高血圧症になるリスクを高める要因として以下のようなものがあります。
  年齢:年齢が上がるにつれ、血管が硬くなりやすいためリスクが高まります。
  性別:男性よりも女性の方が高血圧症になるリスクが高いと言われています。
  病歴:腎臓疾患、糖尿病などの持病があるとリスクがあがります。
  ストレス:ストレスが原因で血圧が上がることがあります。


・高血圧症の症状
高血圧症の症状は、頭痛や目の症状、めまいやふらつき、食欲不振、顔面の紅潮などありますが、しばしば無症状で経過することがあり、自覚症状がないままに放置されてしまいます。

・内科 における 高血圧症 の予防と治療

高血圧症の予防・治療も前述の通り生活習慣の改善が第一となっています。
生活習慣の改善は、そのまま生活習慣病全体の予防・治療と繋がります。改善を行うことで、多くの病気の予防効果がありますので、とても有用です。
こちらでは、高血圧症の予防・治療に良い行動の説明を行います。

・健康的な食生活

偏食をやめて、小食を心掛ける。
満腹になるまで食べる習慣をやめて、腹八分で食事を終えるよう心がけましょう。
沢山の食事を食べることで、塩分の摂取量が増えたり、体重が増加したりしてしまいます。
また、食物繊維が豊富な野菜や果物などを積極的に食べて、糖質(ご飯やパン類、麺類、お菓子など)と塩分は少し控えるようにしましょう。
食事はよく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激されて、普段より少しの量でお腹がいっぱいになったと感じることが出来ます。

塩分を減らすコツとしては、漬物を食べる際は少量にする。麺類の汁は残す。減塩の調味料を使う。外食や加工食品を控えるなどがあります。

・高血圧症に良い運動

運動の種類としては、有酸素運動、筋力トレーニングがありますが、有酸素運動をおススメします。
有酸素運動は、ウォーキングから始めましょう。
強度の高い辛い運動は、長期間継続することが難しく、また強度の高い運動を行うことで体調を崩してしまうかもしれません。
ウォーキングから始めて、徐々に強度を上げていきます。最終的には、少し息が上がるくらいのウォーキング~ジョギングを30分以上で週に3~4日以上行うことが理想です。
すでに高血圧症と診断されている方に関しましては、筋力トレーニングを行うことで、一時的ですが、さらに血圧が上昇してしまい血管への負担が増大してしまう可能性があるため、医師に相談してから行うようにしましょう。

・禁煙

タバコは、数多くの有害成分を含んでいます。血圧をあげるというだけでなく、心筋梗塞、脳梗塞などの原因にもなります。

・ストレスコントロール

血圧はストレスを強く感じるほど上昇しやすくなるため、長期間のストレスは避けるべきです。
ですが、仕事のプレッシャーなど完全にストレスを取り除くのは困難ですので、緩和するように心がけましょう。
ストレス緩和の方法は、それぞれですが趣味に没頭する、自然に触れる、運動をする、瞑想をするなどあります。

薬物療法

高血圧症の怖いところ

高血圧症と診断されてしまったら、正しい治療を行わないと下記のような合併症を引き起こすリスクがあります。

心臓病:高血圧によって、血管が傷つき動脈硬化が進行して、血管が詰まったり、狭くなったりします。血管が詰まったり、狭くなったりすることで、様々な臓器で必要な栄養素を効率よく使うことが出来なくなります。その状態が心臓で起こってしまうと、心筋梗塞や不整脈などの病気を引き起こす可能性が高くなります。

脳卒中:脳の血管が傷つき、狭くなったりすることで、血圧が高くなり、その圧力に耐えられなくなって血管が破れてしまう脳出血、血管が詰まってしまう脳梗塞が起こる可能性が高くなります。
脳卒中は後遺症も多く認められています。脳卒中により脳にダメージが残り、麻痺や言語障害、認知障害などが生じる可能性があります。

どちらの合併症も気づくのが遅いと、最悪の場合、死に至る怖い病気です。
もし、高血圧症と診断された場合は、適切な治療を行い、まだ高血圧症ではない方は、出来るだけ早い時期から予防行動をとることが重要です。

高血圧症は、薬物治療が必要になる場合も多くあります。
気になる症状がある場合は、自己判断ではなく、専門医に診てもらいましょう。
高血圧症は、命に係わるような合併症を引き起こす可能性もあります。気になる症状がある場合は、なるべく早くお近くの医療機関をご受診ください。

千里中央メディカルクリニックでは、高血圧症の診療を行っております。

千里中央メディカルクリニックでは、 内科 の他に睡眠外来・肥満外来・甲状腺外来などの診察もしております。

まとめ

       ・高血圧症は、サイレントキラーと呼ばれ、症状として現れることが少ない。
       ・高血圧症は、気づきにくい病気である。
       ・高血圧症は、症状は現れにくいが、重大な合併症が隠れている。
       ・生活習慣の改善で高血圧症の予防に繋がる。

Q&A

高血圧症とは何?
高血圧症とは、血液が血管の中を流れる際に血管に与える圧力が高い状態のことを指します。
・高血圧症の原因は何?
高血圧症の原因は様々ですが、主な原因として、遺伝的要因、塩分の過剰な摂取、運動不足、肥満、睡眠不足、ストレスなどです。
・家庭での血圧の測定は、どうやったらいいの?
家庭用の血圧計をご購入いただき、毎日朝晩1回ずつ測定してください。測定部位は、血圧計により異なります。上腕(二の腕)で使用するものがおススメです。
測定する際は、1~2分ほど背もたれ付の椅子に座り安静後、会話などされずに測定します。
また、測定前に喫煙、飲酒、カフェインの摂取は控えてください。
・高血圧の合併症は何?
心臓病、脳血管疾患、腎臓病などがあります。

高血圧は、とても気づかれにくい疾患です。
普段から健康的な生活を心掛けて、健康診断も積極的にお受けいただくことで、早期発見・早期治療に繋がります。常に笑顔と元気であるよう、程よく息抜きをしながら、健康的な生活を心掛けましょう。

記事監修医

住谷 哲
医学博士
日本内科学会総合内科専門医・認定内科医・指導医
日本内分泌学会専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医・指導医
内分泌代謝・糖尿病内科領域指導医
日本人間ドック学会専門医・認定医・指導医

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