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貧血の検査・治療

貧血と言われた…

「健康診断(人間ドック)で貧血を指摘された」方や、「立ちくらみや息切れなどの症状がある」方がおられるかと思います。

貧血の原因を調べるには問診、診察や検査の後に血液検査、原因に応じて他の診療科に紹介となることもありますが、まずは内科を受診することです。

貧血の原因

原因は、四つに分類することができます。

①過剰な出血

代表的なものが 鉄欠乏性貧血 です。

主な原因は、月経・出産・消化性潰瘍・消化器癌などがあります。

②赤血球の材料不足

若年層に多い鉄欠乏性貧血は、ヘモグロビンの材料となる鉄不足によって引き起ります。男性と違い、女性は定期的な月経で失血をするので、女性の4人に1人に存在するとされています。特に、妊娠中は鉄不足以外にも、ビタミンB12や葉酸が不足することで貧血を来すことがあります。

③造血機能が障害される病気

血を作る機能の低下を引き起こす病気には、再生不良性貧血や骨髄異形成症候群、腎不全などがあります。

④赤血球を破壊する病気

赤血球を破壊する病気としては、赤血球が通常よりも早いサイクルで壊されてしまう溶血性貧血があります。

貧血の症状

疲労感
持久力の低下
運動した時の動悸、息切れ
めまい
集中力低下
脚を動かしたくなるなどの不快な症状(むずむず脚症候群)など

検査と診断

貧血の診断に一般的に用いられるのは、血液中のヘモグロビン濃度(血色素量)です。WHOの基準では、成人男性が13.0g/dl未満、成人女性が12.0g/dl未満、高齢者(男女)は11.0g/dl未満が貧血と定義されています。
その原因については、血液中の鉄(フェリチン)に関する検査や、ビタミンB12、葉酸、そのほかの血液検査の項目や、便潜血検査などを行うことがあります。

貧血の治療

貧血の治療は原因によって異なります。
最も多くみられる 鉄欠乏性貧血 は、鉄剤の服用によってヘモグロビンやフェリチンなどの値をみながら調整してゆきます。最終的には食餌で補うことが理想です。

当院では貧血の診療を行っております。

院長 松島 勇介
日本睡眠学会 専門医
日本内科学会 認定内科医
日本医師会認定 産業医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医

アクセス

せんちゅうパル 4階 千里中央駅直結

御堂筋線・大阪モノレールをご利用の方

せんちゅうパル

当院は千里中央駅せんちゅうパル4階にあり、御堂筋線や大阪モノレールを利用されている方でも来院しやすいです。

御堂筋線は大阪市内から豊中市、千里中央から箕面市までつながら鉄道であり、大阪モノレールは伊丹市から門真市までの東西をまたがり、その中心に位置するのが千里中央駅です。

電車やバスでのアクセスが非常に良いため、お気軽にご来院ください。

北摂 豊中・吹田・箕面にお住いの方

豊中市千里中央のAGAメディカルクリニック

千里中央駅は電車はもちろんのことバスの乗り入れも多く、豊中市、吹田市、箕面市、池田市、茨木市など北摂地域の中でも中心的な場所です。

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