睡眠外来

睡眠時無呼吸症候群 と アデノイド の関係


睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは睡眠疾患の中では、最も患者さんの多い疾患の一つです。
SASは日常生活に影響が出たり、重大な疾患に繋がることもあり、注意が必要になります。

睡眠時無呼吸症候群の症状

・大きないびきがする
・夜間睡眠中に呼吸が停止
・慢性的な睡眠不足、日中の眠気や疲労感
・動脈硬化
・ホルモンバランスの乱れ


無呼吸症候群とアデノイドの関係について

アデノイド(咽頭扁桃)が大きくなることにより鼻からの通気が悪くなり鼻呼吸がしづらくなります。
それによって口呼吸が多くなり、睡眠時にいびきをかいたり、呼吸が止まったりしてしまうことがあります。
睡眠時の呼吸がうまく出来ないことで、睡眠の質が低下してしまい日中の眠気や疲労感に繋がります。
上記の症状が続くことによって、日中の生活に影響を及ぼしたり、心血管疾患のリスクを上昇させたりします。
特に心不全や心筋梗塞など危険度の高い疾患に繋がることがわかっており、気づかれた際には早めの対処・治療が必要です。

当院では、睡眠時無呼吸症候群の治療を行っております。

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アデノイド(咽頭扁桃)

アデノイドとは、鼻の奥にある上咽頭に位置するリンパ組織で、咽頭扁桃と呼ばれることもあります。
このアデノイドが肥大することで、鼻づまりや滲出性中耳炎、睡眠時に無呼吸が生じる場合があります。
アデノイドの肥大は、主に小児で見られ、9歳頃から小さくなっていくのが特徴です。
しかし、大人でも発生することがあります。
大人の場合、アデノイドは通常小さくなり、その機能は子供の頃よりも低下しますが、まれに肥大することがあります。
大人のアデノイド肥大の症状は、鼻づまり、口呼吸、口臭、喉の痛み、睡眠時無呼吸などが挙げられます。
また睡眠時無呼吸症候群や中耳炎などの原因になる事があります。
アデノイドは大きくても、必ず治療しなければならいというわけではありません。

治療が必要なアデノイド肥大の場合、耳鼻科をご紹介いたします。


アデノイドの顔貌の特徴

アデノイドが肥大することによって現れる顔の特徴を【アデノイド顔貌】と呼ばれます。

  • 口をあけたままの呼吸
  • 口元が前に出ている
  • 顎が後退している
  • 二重顎になりやすい
  • 顎と首の境界がわかりにくい

上記のような特徴があります。


アデノイド顔貌の原因

アデノイド顔貌の根本の原因には、アデノイドの肥大があります。
しかし、顔貌の変化はアデノイド肥大だけではなく、それに伴った口呼吸の習慣の影響も大きく受けます。

口呼吸が習慣化してしまうことで、顔の骨格や筋肉の発達に影響を及ぼしアデノイド顔貌の特徴が現れます。
また、その他にも歯列の嚙み合わせの影響や口腔内乾燥、上気道感染のリスクにもつながります。

当院では、アデノイド肥大の治療を行っておりません。


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