むずむず脚の簡単チェック
①脚にむずむずするような不快な異常感覚が生じる
②脚の不快感は、安静にしているときに出現する
③脚を動かしたり、歩いたりすると脚の症状が軽くなる
④夕方から夜にかけて、症状が強くなる。
こちらが当てはまる方は、一度受診することをお勧めいたします。
https://muzumuzu.com/selfcheck/
むずむず脚症候群の原因
ドパミン機能障害:むずむず脚症候群には中枢系のドパミン機能障害が関与しているのではないかと考えられています。ドパミン欠乏もしくはドパミン受容体機能異常であるとの仮説が報告されています。
鉄代謝異常:ムズムズ脚症候群では脳内の鉄異常が生じている可能性があると報告されています。特に、血清鉄は正常でもフェリチン濃度が低下している場合が多くみられます。 鉄は、ドパミン産生の補助因子である、ドパミンD2受容体の構成要素である、ドパミン放出の調整に関わっていると報告されており、ドパミンとも密接に関係しています。 また、鉄代謝には日内変動があり、血清鉄濃度は真昼に高くなり、真夜中に低くなるという特徴があります。この鉄代謝の特徴は、夜にかけて症状が出現し、悪化するムズムズ脚症候群の日内変動と関係していると考えられています。
遺伝:むずむず脚症候群患者の家族内に同様の症状が有る方がおり、遺伝子的発症要因が関与しているという報告があります。なかでもBTBD9という遺伝子を始めいくつかの遺伝子がこの病気に関与しているとされています。
むずむず脚症候群を悪化させる原因
喫煙
飲酒
カフェイン摂取
ドパミン阻害薬、抗精神病薬
ストレス、睡眠不足
月経周期
締め付ける服装
治療法について
鉄不足の有無を調べることです。もし鉄欠乏があれば、鉄剤による補充を行うことから始めます。外来では、治療を開始する前に、血清フェリチンという項目を含めた血液検査を行います。
薬物治療としては、脳内でドパミンのはたらきをする、ドパミンアゴニスト(プラミペキソール、ロチゴチンなど)と呼ばれる薬を使います。その他α2δリガンド薬(ガバペンチン)を使用します。
十分な効果が得られない場合は、抗てんかん薬であるクロナゼパム(商品名:リボトリール)をさらに用いることもあります。これらの薬物療法で9割以上の人に症状の改善が見られます。
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院長 松島 勇介
日本睡眠学会 専門医
日本内科学会 認定内科医
日本医師会認定 産業医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
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院長は日本睡眠学会の睡眠専門医で、日本でトップレベルの睡眠に関する臨床経験を有しています。また院長自身も睡眠のトラブルを抱えていた過去があることから、患者さまに寄り添った医療・サポートを提供します。
参考:日本睡眠学会
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