一般的に血管年齢測定と言われるものは、動脈硬化検査のことを指します。
血管の状態を測定し、血管の詰まり具合や血管石灰化・肥厚・硬化などを評価します。
現在、生活習慣病の数は、高血圧3100万人、糖尿病は予備軍を含めると1620万人、脂質異常症は3000万人と言われており、それらが動脈硬化疾患の原因となります。
動脈硬化検査は、自身の血管の状態を知り、動脈硬化性疾患の発症を予防することを目的としています。
当院では、フクダ電子バセラVS-2500という機器を使用しております。
動脈硬化検査で何がわかる?
動脈硬化検査では、血管の硬さや血管が詰まっていないかを検査します。
検査結果によっては超音波検査などを実施し、より詳しく検査することをおすすめします。
どんな検査なの?
ベッドに仰向けに寝ていただいて行う検査です。
両腕と両足首付近に血圧計を巻いて、胸の真ん中付近に心臓の音を聞くマイクを付けます。
10~15分程度の検査です。
検査時、二の腕と足首に血圧計を巻くため、厚手の服は避けていただくか、検査の際、脱いでいただくことになります。
どんな人が検査を受けるの?
ご家族に心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性病変を起こしたことがある方、喫煙者、高血圧、脂質異常症、糖尿病の方などに受けていただくことをおすすめします。
誰でも検査を受けることが出来ますか?
診察時に血液検査や血圧などを医師が確認して必要と判断した時にお受けいただけます。
費用はどれくらいかかりますか?
動脈硬化検査のみで、1500円程の費用が掛かります。
他の検査をお受けになられた場合は、その分の費用が掛かってまいります。
下記の方は、検査が出来ません
・動脈瘤がある
・下肢の深部静脈血栓症
・透析のためのシャントがある
下記の方は、検査出来ない場合があります
・むくみがある
・血圧計を巻く部位に怪我がある
・乳がんの手術を受けた
御堂筋線・大阪モノレールをご利用の方
当院は千里中央駅せんちゅうパル4階にあり、御堂筋線や大阪モノレールを利用されている方でも来院しやすいです。
御堂筋線は大阪市内から豊中市、千里中央から箕面市までつながら鉄道であり、大阪モノレールは伊丹市から門真市までの東西をまたがり、その中心に位置するのが千里中央駅です。
北摂 豊中・吹田・箕面にお住いの方
千里中央駅は電車はもちろんのことバスの乗り入れも多く、豊中市、吹田市、箕面市、池田市、茨木市など北摂地域の中でも中心的な場所です。