オゼンピックとは
オゼンピックは、GLP-1受容体作動薬で2型糖尿病の治療薬として、国内で承認されています。
GLP-1受容体作動薬は、もともと体内で分泌されるホルモンと似た働きをすることで、食後のインスリンの分泌を促し、血糖値を下げる働きを持ちます。
2023年に国内で肥満症治療薬として承認されたウゴービと同一成分【セマグルチド】の週一回の注射薬です。
オゼンピックの詳細
- 食べ過ぎを防ぐ
- 間食を我慢しやすくなる
- 血糖値の上昇を抑える
胃の内容物の排出を緩やかにすることで、満腹感が得やすく、また空腹感を感じにくくすることで、食べすぎや間食を減らすことが期待できます。
また、GLP-1受容体作動薬は、血糖値に依存してインスリンの分泌を促すため、血糖値の上昇を抑える作用があります。
オゼンピックの価格
オゼンピック2.0mg (1本):22,000円(税込)/1本
※自由診療のため保険適用外となります。診察料2,200円(税込)
※注射針や消毒用アルコール綿なども含まれております。
オゼンピックの副作用
悪心:胸のあたりやお腹のあたりのムカつき、不快感を指します。吐き気と表現することもあります。
下痢・便秘:水のような便がだったり、柔らかい便が出たり、逆に便が硬く出にくくなったりします。
胃部不快感:胃内での食物残留時間が長くなることで不快感が出ることがあります。
※お薬に慣れてくると徐々に治まることが多いですが、長い間副作用が続く場合は医師にご相談ください
注意事項
・日本では糖尿病治療薬として認可されています。
アメリカFDA(食品医薬品局)や韓国の食品医薬品安全所、(EU)欧州連合加盟28ヶ国で肥満症適応で承認を取得しています。
・GLP-1は海外ではダイエット注射、肥満治療として効果が認められ推奨されておりますが、日本の糖尿病学会では糖尿病治療目的のみで推奨されております。
・入手経路については、国内流通代理店経由で入手しております。
・現在は、オゼンピックと同一成分のウゴービが日本で肥満症治療薬として認可されています。
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◆よくあるご質問
Q. すぐに処方してもらえますか?
患者様によっては検査を行ってから、医師の判断で処方となることもございます。
Q. 保険診療は使えますか?
糖尿病の診断(A1c7.0%以上)があれば、保険診療を使うことができます。それ以外の方は自由診療となります。
Q. どれくらいで効果がでますか?
治療内容によって異なりますが、開始から1か月あたりから効果が出始めます。※個人差はございます。
Q. 安全性は大丈夫ですか?
医師監修のもと治療内容を決め、経過観察を行います。使用する投薬も安全性を認められているものを使用しています。
Q. 通院の頻度はどれくらいですか?
治療内容によりますが、最初は3~4週に1回、その後は4~12週に1回通っていただきます。
Q. 手術はありますか?
当院では手術を行っておりません。
Q.妊娠中でも受診可能ですか?
妊娠中の患者様に関しては、GLP-1受容体作動薬等の処方を行っておりません。
Q. 1回の診療時間はどれくらいですか?
1回通院にかかる時間は15分~30分程度です。
Q. 受診日に持参するものはありますか?
これまでの健診・人間ドックの結果、他の医療機関受診されていればお薬手帳などをご持参ください。
御堂筋線・大阪モノレールをご利用の方
当院は千里中央駅から近く、御堂筋線や大阪モノレールを利用されている方でも来院しやすいです。
御堂筋線は大阪市内から豊中市、千里中央から箕面市までつながら鉄道であり、大阪モノレールは伊丹市から門真市までの東西をまたがり、その中心に位置するのが千里中央駅です。
電車やバスでのアクセスが非常に良いため、お気軽にご来院ください。
豊中・吹田・箕面・北摂地域にお住いの方
千里中央駅は電車はもちろんのことバスの乗り入れも多く、豊中市、吹田市、箕面市、池田市、茨木市など北摂地域の中でも中心的な場所です。