腰痛 とは
腰痛とは、一般的に肋骨の下端とお尻の間の領域の疼痛とされます。
頭側の胸椎領域までの痛みを含め腰背部痛と呼ばれます。
腰部への負担が多い作業は、腰痛の危険因子です。
また、ストレスなども腰痛の発症に関与していると言われています。
腰痛でお悩みの方はこちらからご予約をお願いします。
腰痛 の期間による分類
・急性腰痛症:発症から4週未満。
急激におこる強い腰痛。4週までに改善することが多い
・亜急性腰痛:発症からの期間が4週以上3カ月未満
・慢性腰痛:発症からの期間が3か月以上
60%以上の方が12か月後以降も症状を有しています。
多くの腰痛は、4週で急速に改善するが、再発することも多いです。
腰痛 の原因
腰痛は、原因疾患が存在するものと、原因が特定できないものがあります。
そのうち原因が特定できるものは約15%と言われています。
特定できる原因としては
・整形外科領域疾患(脊椎・椎間板・脊髄、筋・筋膜の疾患)
・内科、外科領域疾患(腎・泌尿器系、婦人科系、消化器系、循環器系、精神神経系)
原因の特定には
・十分な診察
・レントゲン検査
・血液検査
を行います。
さらに精密な検査を要する場合や原因疾患によっては、他院を紹介させていただくことも御座います。
腰痛 の治療
原因がわかっているものに対しては、原疾患に対する治療が行われます。
原因がわからないものに対しては、運動療法(ストレッチングなど)や薬物療法(NSAIDsや筋弛緩薬など)が行われます。
整形外科領域の原因疾患については、寝て治すか積極的に痛みを止めにいくかが問題です。
これは、痛みの原因によって変わってきます。
多くの場合、積極的に痛みをとめるかやわらげて、腰椎に無理のないように注意しつつ体を動かしながら痛みが落ち着くのが良いと考えられています。
短期間であっても、寝込んでしまうと筋力は低下し、体の柔軟性も落ちて、次の腰痛の原因を作ることになります。
急な痛みには薬、注射、手技療法で対応し、腰痛に負担の少ない日常生活動作をアドバイスさせていただき、痛みが落ち着いてきたら、再発予防のための運動方法をご提案いたします。
ただ、ご高齢の患者様の急性腰痛のなかには圧迫骨折をおこしている場合もあります。
また、下肢に痛みや痺れが伴う場合、急性の椎間板ヘルニアをおこしている可能性もあるため、正確な診断が必要です。
整形外科星田クリニックでは、腰痛症の他、多くの整形外科疾患の治療・リハビリテーションを実施しています。
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