交通事故の治療に関してのお願い
交通事故に遭われた際は、早めの受診・診断を受け、治療を行うようお願いいたします。
交通事故の発生から期間が経ってしまうと、事故との関連性が証明できなくなり自賠責保険を利用して治療の開始・継続が実施出来ない可能性があります。
交通事故による怪我の特徴
- 症状が後から出てくる
交通事故に遭われた際、事故直後は何も自覚症状がなく、翌日から様々な症状が出てくることが多いです。
また、見た目に目立った外傷がないにも関わらず、症状が出ることが多いです。 - 症状が長引く傾向がある
交通事故は、予想外に起きる出来事です。普段傷めないような部分を傷めてしまうことが多くあり、また事故直後は何ともないこともあります。
数日後になって症状が出て、治療をせず症状をそのままにしておくと、治癒するまで長引いてしまう原因になることがあります。個人差はありますが、治るまで半年近くかかることもあります。 - 痛みが強い
交通事故は、とても強い力・負荷がかかって起こる怪我です。その衝撃は、ご自身で感じている以上に身体へ影響を与えます。
そのため、骨や筋肉・神経・腱などが大きく損傷することも多く、強い痛みなどの症状が出やすい特徴があります。 - 精神的ストレスがある
交通事故は、身体に大きな影響を与えますが、それだけではなく怪我によって、仕事や学業への悪影響や、今まで出来ていた動作を行うことが難しくなる不自由さにストレスを感じることもあります。
その他に、保険会社や警察、職場への連絡など不慣れな対応によるストレスもあります。
また、怪我の程度が軽くても事故による恐怖やストレスから、PTSDやうつ病・パニック障害などを発症される方もいます。
交通事故で多い症状
- 首や肩の痛み(むちうち症)
- 頭痛やめまい
- 全身の倦怠感
- 手足のしびれ
- 打撲
など
自賠責保険の利用について
- 交通事故の場合、自賠責保険を利用して治療が可能です。
自賠責保険を利用して治療を行う場合、保険会社との連絡が必要となります。
受診される前に、保険会社の担当者様より当クリニックにご連絡があった場合、当日のお支払いはありません。
※保険会社から当クリニックにご連絡がない場合は、一時的に全額自己負担となる事があります。
(保険会社より当クリニックへ連絡があり、自賠責保険の利用が確認でき次第、全額返金いたします。)
- 健康保険証を利用の場合
交通事故の治療で健康保険証をご利用いただくことも可能です。
しかし、その場合は同時期に別症状の保険治療が出来なくなりますので、予めご理解ください。
※ご加入の健康保険組合に「第三者行為による傷病届」を提出する必要があります。