腰部脊柱管狭窄症とは?(千里中央・豊中市・箕面市)
歩くと足がしびれる・痛む、前かがみで楽になる
——それは腰部脊柱管狭窄症のサインかもしれません。
当院では、整形外科専門医の診断と個別リハビリで、
また歩ける毎日をサポートします。
腰部脊柱管狭窄症の症状・原因
腰の神経の通り道(脊柱管)が、
加齢変化・椎間板の変性・靱帯肥厚・骨の変形などで
狭くなり、
神経が圧迫されて起こります。
代表的な症状は次の通りです。
- 歩くと足がしびれる・痛む(間欠性跛行)
- 前かがみや休憩で症状が和らぐ/反り腰で悪化しやすい
- 腰痛、足のだるさ・冷感、つりやすさ
- 重症では排尿・排便のトラブル(早急に受診)
放置によるリスク
進行に伴い歩行距離の短縮や活動量低下が進みます。
痛みやしびれを我慢すると、筋力低下やバランス障害が重なり、
転倒リスクが上がります。
「最近歩きづらい」段階での受診が改善の近道です。
検査と診断
当院では、問診・診察(神経学的評価)、レントゲン検査を行い、
必要に応じて連携医療機関でMRIを実施します。
※症状や既往歴により検査内容は調整します。
治療:保存療法が基本
- 薬物療法:痛み止め、神経の痛みに効く薬など
- 神経ブロック注射:痛みの経路を一時的に遮断し症状緩和を図る
- 物理療法:温熱・電気療法で血流改善と筋緊張の緩和
- 専門リハビリ:姿勢・歩行指導、ストレッチ、筋力トレーニング
症状が強い、または保存療法で十分な改善が得られない場合は、連携医療機関と手術治療(除圧術など)を相談します。
当院のリハビリ:「また歩ける」を目標に
国家資格を持つリハビリスタッフが、疾患特性と生活動線に合わせてプログラムを個別設計します。
- 体幹・股関節周囲の安定化トレーニング
- 前屈系のストレッチと可動域改善
- 歩行練習:休憩を入れたインターバル歩行で距離を延ばす
- 再発予防のセルフケア指導(自宅で3〜5分)
自宅でできるセルフケア(目安)
- 前屈ストレッチ:いすに座り、片足を前に伸ばして上体を軽く前へ30秒×左右
- 体幹ブレース:仰向けでお腹に軽く力を入れ10秒×10回
- 股関節ヒンジ:お尻を引いて前屈→戻るを10回(痛みが出る角度は避ける)
※無理は禁物です。痛みやしびれが強い場合は中止し、受診してください。
受診のタイミング
- 歩行でしびれ・痛みが出て休むと楽になる
- 以前より歩ける距離が短くなってきた
- 夜間痛や排尿障害など神経症状がある
よくある質問
手術は必要?保存療法で良くなりますか?
多くの方は保存療法(リハビリ・投薬)で症状の軽減が期待できます。
必要性は症状の強さ・画像所見・生活への影響で判断します。
必要性は症状の強さ・画像所見・生活への影響で判断します。
通院頻度の目安は?
初期は1〜2週ごとに再診(評価)し、
その後は症状に応じて間隔を調整します。
リハビリは週2~3回程度から開始します。
仕事や運動は続けても大丈夫?
痛みが強まる動作(反り腰・長時間立位)は避け、
無理のない範囲で活動を継続しましょう。
復帰プランは個別にご提案します。
千里中央で腰部脊柱管狭窄症にお悩みの方へ
千里中央駅から徒歩数分。豊中市・箕面市からもアクセス良好です。まずはお気軽にご相談ください。
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