再生医療の紹介・千里中央メディカルクリニック

再生医療への挑戦

当院ではSAISEIKEN=株式会社再生医学研究所が研究する乳歯幹細胞培養上清液(Cell Free Therapy)を用いた再生医療分野に挑戦しています。
我々の再生医療の特徴は安全性・科学的であることです。
40年以上にわたって積み上げられたSAISEIKENのエビデンスに基づいて実践されます。
現在小規模の再生医療を用いた臨床研究を進めています。

株式会社再生医学研究所

SAISIKEN(株式会社再生医学研究所)
〜世界でもっとも信頼できる培養上清治療の情報サイト〜
ウェブサイトは こちらから

難治性疾患に適応

再生医療では難治病としても知られる膝関節症やALS、アルツハイマー型認知症、花粉症・更年期障害・アトピー性皮膚炎などへの治療効果が期待できます。
今までは対症療法だけでしたが、新しい再生医療を用いた根治療を目指します。

再生医療による適応対象疾患(臨床段階中)

【変形性膝関節症】
変形性膝関節症は老化によって進行します。
男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。悪化時には痛みがとれず、歩行が困難になります。

【ALS】
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足の筋肉や呼吸に必要な筋肉が動きにくくなっていく病気です。筋肉の病気ではなく、筋肉を動かす命令を司る神経(運動ニューロン)が障害されることが特徴です。

当院では2月から治療を実施しております。

現在の治療試験の状況

小規模の治療試験を実施中

変形性膝関節症とALSの患者さまに対して乳歯幹細胞を用いた培養上清液を投与し、経過観察を行っています。
【膝や腕などの可動域の変化】【痛みの変化】を中心に経過を確認し、患者さまと一緒になって治療を進めて参ります。

今後の展望

当院で行っている再生医療は臨床データがまだまだ少ない状況です。
これまで乳歯幹細胞を用いた培養上清液の再生医療技術を患者さまに投与し、効果が見られるケースがありました。
今後はさらに多くの臨床データを集め、治療効果を実証していく予定です。

執筆・監修

千里中央メディカルクリニック院長
松島勇介

オルソグループ
医療法人友広会 理事長