再生医療の臨床試験実施について

再生医療の紹介・本町メディカルクリニック

当院では再生医療技術を用いた臨床研究を現在進めております。
数名の患者さまに対して定期的な治療を行い、経過観察・効果の有無を確認しています。

乳歯幹細胞を用いた再生医療

当院で扱っている再生医療技術は乳歯幹細胞を用いた新しい技術です。
不要になる乳歯の幹細胞を特殊な技術を用いて培養し上清液を用いています。

この技術は小規模の大学の研究レベルで効果が確認されていますが、臨床研究データが不足しているため国から認められた技術ではありません。

しかし、研究レベルでの効果があることから、より多くの患者さまに対しても治療効果があるのではないかと期待しています。
当院では臨床研究を進めることで、その有効性を確認しより多くの患者さまを幸せにしたいと考えております。

対象難治病

当院では以下の対象疾患を中心に治療試験を進めています。
どの疾患も現在の医療技術では有効な治療方法がなく、対症療法による疾患の進行抑制に留まります。

変形性膝関節症

変形性膝関節症は膝関節に障害が見られ徐々に歩きにくくなる疾患です。
老化が原因として考えられており高齢者になるほど罹患率は高くなります。
男女比は1:4で女性に多くみられ、歩行が困難となりやすく寝たきりや介護などに発展しやすいです。

ALS

筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、体全体の筋肉が動かなくなっていく難病です。
筋肉を動かすための運動神経が障害され、ALSが進行してしまいます。

現在、有効な治療法がなく日本でも数多くの患者さまがALSに苦しんでいます。