海外渡航コラム⑥ PCR検査と抗原検査の違いは?

新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株が世界中で流行しており、日本国内でも感染拡大傾向にあります。これに伴い、様々な検査法と多数の検査施設が増加しています。

それらを正しく理解・判断し、自分の目的に適した検査方法が選べるよう、改めて新型コロナウイルスの検査方法についてご紹介いたします!

現在、検査方法としては主にPCR検査・抗原検査・抗体検査があります。

PCR検査・抗原検査は「現在、新型コロナウイルスに感染している」

抗体検査は「過去に、新型コロナウイルスに感染していた」

を確認することができます。

 

現在の感染状況の有無を調べるPCR検査と抗原検査はどんな違いがあるのでしょうか?

 

簡単に言うと、この二つの検査は新型コロナウイルス中の「」を検出しているのかと、最も重要である“検査の精度”が異なります。

〇PCR検査

正式には「ポリメラーゼ連鎖反応(PCR: Polymerase Chain Reaction)」といい、生物の遺伝情報をもつDNAを複製して増幅させる方法のことです。

特徴として、非常に微量であってもウイルス遺伝子を特異的に増幅することにより、ウイルスに感染しているかどうかを検査することができます。中でも、リアルタイムRT-PCR検査はウイルス量を測定できるなど等から新型コロナウイルス検査のなかではPCR検査の感度(陽性を検出する割合)が一般的に抗原検査に比べて高いとされています。そのため最も信頼性が高く、多くの国が海外渡航の際に義務付けている検査となっています。

 

〇抗原検査

ウイルスの構成成分であるタンパク質(抗原)を、ウイルスに特異的な抗体を用いて検出する検査方法です。抗原検査には、「陽性」・「陰性」を調べる定性検査とどのくらいの量が存在したかのかを調べる定量検査があります。最近、薬局等で販売されている抗原検査キットは定性検査です。この定性検査は多くのウイルス量が必要となるため、新型コロナウイルスに感染していたとしても、ウイルス量が少ない場合は陰性となってしまいます。

 

厚生労働省 「新型コロナウイルス感染症に関する検査について」より

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00132.html

 

当クリニックでは、検体採取から信頼性の高いリアルタイムRT-PCR検査を医療従事者が行っております。

以上のような知識を踏まえて、現在の目的にあった適切な検査を選択してください。

 

PCR検査をご希望の方は下のボタンよりご予約お待ちしております。

なお現在、熱・咳・鼻水などの症状がある方、濃厚接触者やその疑いのある方、陽性の方は検査をお断りしておりますのでご了承ください。

 

 

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