海外渡航コラム④ PCR検査 鼻咽頭検査と唾液検査の違いは?

鼻咽頭ぬぐい検査と唾液検査を実施

民間PCR検査センターでは唾液検査のみとなっているには、理由があります。

唾液検査は自分で採取できるものですが、鼻咽頭ぬぐい検査は医療者が採取するものになります。

海外渡航者では、鼻咽頭ぬぐい検査が義務づけられている国が有りますので、注意が必要です。(各国で異なりますので大使館HPからご確認ください)

♦鼻咽頭ぬぐい液

鼻咽頭ぬぐい液はグルーバルでは標準的で信頼性が高い検査材料です。反面、検査を受ける方が自分で採取することができず、医療従事者による採取が必要となること。
そして飛沫の曝露による感染予防対策をとらなければいけません。クリニックへ来院されて問診表をご記入後、すぐ資格のあるスタッフが検査をさせていただきます。
資格者とは、3種の専門資格者であり医師・看護師・講習済みの臨床検査技師となります。おひとりの所要時間は来院からお帰りまで約5分~10分となります。


鼻咽頭ぬぐい液

 

♦唾液

検査を受ける方が自分で採取することができますが、医療従事者が確認することが原則です。自然に徐々に流出する唾液を1ml程度、チューブにためます。水を含む飲食、歯磨き、うがい直後の唾液採取はウイルスの検出に影響を与えたり、唾液を取る際に容器の外側が汚染する可能性もあります。(※参照:新型コロナウイルス感染症病原体検査の指針第4版)


唾液採取

唾液検査の場合は受検される方の唾液を排出される所要時間に左右されるので来院からお帰りまで約10分~15分ほどとなります。

上記のことも含め、海外では信頼性が高いとされる鼻咽頭検査を主流とし、入国の際の採取方法を指定している国もあります。

そして当クリニックでもPCR検査の採取方法を世界の基準に合わせており、受検者様のご希望がなければ鼻咽頭検査となります。

 

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現在、熱・咳・鼻水などの症状がある方、濃厚接触者やその疑いのある方、陽性の方は検査をお断りしておりますのでご了承ください。


 

各検査前のお約束などは下のコラムに記載しておりますので合わせてお読みください。

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